皆様こんばんは!
株式会社プロノアの佐古野です。
今回はUSB type C端子について話そうと思います。
現在、主にAndroidスマートフォンの充電器として普及しているtype C端子ですが、一昔前まではmicroUSB端子というのが一般的に普及していました。
ではなぜ、micro USB端子からtype C端子に切り替わっていったのか?
そこには、データの転送速度の違いやケーブル1本での多様性の違いが起因します。
転送速度
micro USBでの高速転送と言われている標準規格「USB 3.0」の最大のデータ転送速度が5Gbpsであるのに対し、USB-Cは「USB 3.1」規格に準拠しており最大データ転送速度が10Gbpsと2倍の転送速度になります。素早く効率的な送受信が行えます。
多様性
かつてのUSB端子は、USBに準拠したデータの送受信しか行えませんでした。しかし、USB Type-Cには「オルタネートモード」という機能があり、HDMIやThunderbolt、DisplayPort端子として利用できます。電源供給はもちろん、映像出力も1つのケーブルで完結できます。
以上のことがmicro USB端子からtype C端子に切り替わっている理由なのですが、未だにmicro USB端子は多くの製品に使われており、type C端子に対応していない場合は多いのでmicro USB端子を1本持っておくか、type C端子との互換性があるので変換アダプタ1つ持っておくと便利なので現在type C端子しか持っていない方は買っておくといいかもしれません。
では、今回はここまで!
株式会社プロノア 佐古野 璃輝