ProNoahブログPart.477 ルーター買うなら要注意!Wi-Fi6と6Eの違いとメリット・デメリット

皆さん、こんにちは!

今回はWi-Fiルーターについてお話しします!

新しいルーターに買い替えようと思っている方なら、「Wi-Fi6がいいよ」や「もっと速くしたいならWi-Fi6E」という話をよく聞くかもしれません。

今、Wi-Fi6が人気ですが、Wi-Fi6Eも注目されています。では、Wi-Fi6とWi-Fi6Eは何が違いのでしょうか?

Wi-Fi6とは何か?

Wi-Fi6とは、2019年にWi-FiAllianceというWi-Fiのルールを決める団体が出した最新のWi-Fi規格のことです。この新しいWi-Fi6は、インターネットの速さを従来より速くしました。「HEW(High Effciency Wi-Fi)と呼ばれています。

HEWなら、今までより多くのデータを無線で送ったり受け取ったりできます。以前のWi-Fi5と比べて、大きく進化しました。

Wi-Fi6は2GHzと5GHzという2つのネットワークが使えるため、インターネットの速さも広がり、4K動画もサクサク見れ、Wi-Fiの電波が届く範囲も広がりました。

Wi-Fi 6Eとは?

では、Wi-Fi 6Eは、Wi-fi 6とどこが違うのでしょうか?

最大の違いは、Wi-Fi 6Eなら今までのWi-Fiネットワークである2.4GHzと5GHzに加えて、6GHz帯のネットワークが使えるということです。

ですので、集合住宅や都市部といった、ほかのWi-Fiネットワークトラフィックがいくつも混在しているところでは、Wi-Fi 6Eはとても便利です。

ただし、6GHz帯のネットワークがもたらす信頼性の向上と速度には、問題もあります。

広い範囲をバーする2.4GHzや5GHzとは違って、電波が届く範囲は著しく限られてい流ので、同室内での接続か、せいぜい隣の部屋での接続ぐらいしかできません。

6GHz帯を最大限に活用するには、メッシュネットワークなどを使って、その電波が届く範囲を広げなければなりません。

どちらがいい? デバイスと場所次第

登場から数年が経ち、いまではWi-Fi 6Eも、iPhone 15 Pro MaxやSamsung Galaxyシリーズ、Google Pixelシリーズなど、有名どころのさまざまなスマホに採用されるようになりました。

トラフィックが混雑しているところに住んでいる人や、Wi-Fi 6Eの信号を利用できるメッシュネットワークを持っている人には、Wi-Fi 6Eは選択肢のひとつです。

ただ、全体的に見ると、Wi-Fi 6Eのデバイスが提供する帯域幅のほうが速いのは確かですが、ネットワークがない場合、いくら速くても無意味です。

ほとんどの人は、Wi-Fi 6で満足できる

スピードの差はそれほどでもないことを考えると、Wi-Fi 6E対応のデバイスで6GHz帯を利用する場合、範囲が狭いため、使えない場合があることを考えると、Wi-Fi 6対応のルーターを選んでも、ほとんどの人は十分に満足できます。

ただ、トラフィックが混雑する都市部に住んでいる人や、ギガビットのインターネットがすでに利用できる人なら、値の張るWi-Fi 6Eデバイスがいいかもしれません。

※TP-Link無線LANWi-Fi6E対応ルーター