皆様こんばんは。
今回は、エナジードリンクが体に及ぼす影響にについてお話していこうと思います。
4月も終わりに近づき、新社会人の方々はお仕事にも多少慣れてきた頃でしょうか?
そんな新社会人の皆様も、そうでない方々もエナジードリンクを愛飲している人は多いのではないでしょうか。
朝通勤する前に飲んだり、これからもうひと頑張りしたい時に飲むと活力が湧いてくる気がしますよね。
そんなもうひと頑張りしたい!というような時に自分を後押ししてくれるエナジードリンクなのですが、実は飲みすぎると体に及ぼす影響は計り知れないものとなっているのです。
まずは、コンビニや自動販売機でもよく目にする「モンスター」の成分がどのようなものか見ていきます。
モンスター(335ml)
・カフェインー142㎎
・アルギニンー418.8mg
・糖質ー43.6g
・ナイアシンー30.2mg
数字だけを見てもいまいちピンと来ないかもしれませんが、カフェイン142㎎が缶コーヒー2.5本分に相当します。糖質にいたっては、角砂糖約11個分に相当する言われると如何に体に悪そうかがわかりますね。
では、このような成分で出来ているエナジードリンクなのですが、実際に体にはどのような影響が出るのか見ていきましょう。
カフェイン
- 神経過敏
- 手足の震え
- 骨粗鬆症
- 吐き気
- 不眠
- 頻尿
- 頭痛
- 動悸
適度な量を摂取すれば疲労減少や集中力の向上につながるカフェインですが、過剰な摂取をすることでこのような症状にみまわれてしまいますし、カフェイン依存症になるため過度な摂取は避けた方がいいですね。
糖質+ナイアシン
- 吐き気
- 胃のむかつき
- 筋肉の破損
先にも述べた通り、1本あたり角砂糖11個分の糖質を摂取すること自体が肝臓に負担を強いります。ナイアシン自体はコレステロール値の改善や心血管リスクの低減、肝機能の向上などの効果がありますが飲み過ぎによる過剰摂取は、肝臓を傷める原因となるようです。実際の症例として、欧米では、50歳の建設作業員の男性が、1日4~5本のエナジードリンクを3週間飲み続けたところ、急性肝炎を発症したという事例もあります。
エナジードリンク自体が悪いとは思いませんが、薬も過ぎれば毒となるというように過剰に摂取することは以上のことからも分かる通り体に多大な影響を及ぼすのでエナジードリンクの飲みすぎには気を付けましょう。
では、今回はここまで。
ご覧いただきありがとうございました。